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イメージワークや催眠を駆使したセラピー。解決志向の心理療法。 「先生やめたらセラピスト!」

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「うつ」になったら、とにかく”だるい“

どうしようもないほどの疲労感が続いたら


うつになったらみられるいくつかの症状については、「うつ診断」でも書きました。うつ病は心の病だから、心に症状が先にでてきそうですが、意外とそうでもありません。たとえば、

1、朝起きた時に、たまらないほどの倦怠感がある。
2、とにかく体が重くてだるい。
3、会社にいく元気がない。
4、布団から出るのがつらい。
5、午前中は気が重いが、夕方になると元気になる。


いわば、慢性的な疲労感が襲ってきます。
もちろん肝臓病や人造秒でも疲労感はおこります。
しかし、肝臓や腎臓の疾患による疲労感は、朝は元気で夕方になると疲れがたまっていきます。
これがぎゃくになっているのが、うつ特有の疲労感です。

最初は、あまりだるいので肝臓か腎臓が悪いのではないかと思って検査してもらっても、異常はありません。
さらに肩こりや頭痛、吐き気、めまい・・・・といった症状もでてきます。


「うつ病」というと、精神的に極度に落ち込んで無気力になり集中力もなくなる、と普通は考えがちですが、実際にはこうした身体症状が先に現れることが多いのです。

この段階ですでに「軽いうつ」つまり「軽症うつ」になっている可能性は高いのですが、
「最近疲れ気味だから」
「年齢も年齢だし、眠りも浅くなるのかな・・・・」
といった感じで放置してしまいます。
そしてだんだんとうつ状態が深刻化してくるのです。

内科医も、最初はいや肝臓の薬をくれますが、それでも治らないときは、最近は、すぐに「精神安定剤(抗不安剤)」や「抗うつ剤」を処方します。
しかし、こういうときには内科ではなく、精神科や神経科、心療内科に行くといいでしょう。

別に怖れることはありません。
風邪をひいたぐらいのつもりで気軽に受診するといいと思います。


「どこも悪くない」と言われたら「仮面うつ」を疑いましょう。

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心理療法・カウンセリングのオレンジ物語

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